- パスポートに勝手に書き込みしたり、
- 入出国と関係ないスタンプを押したり
- シールを貼ったり
- ページを破損したり
入国拒否の原因になります。
「そんなことしねーよ」と思うかもしれませんが、あるんですよ。
ぼくのパスポートには
- 小さなシール
- 入出国と無関係なスタンプ
- ホチキスの針を抜いた穴
で汚れています。
どうしてこんなことになるのか説明します。
パスポートは汚れていいく
国に入国・出国するときスタンプのスタンプが増えていきますが、きれいに押す人は少ない。インクが生乾きで反対のページに写ったりもします。
ビザや入国カードをホチキスで止め、出国のときに剥がす国もあるので、その結果、ページに小さな穴があります。
シールを貼られることもあるんですよ。
入出国と無関係なスタンプ
クック諸島アイツタキ島で押してもらったスタンプです。
おふざけのスタンプに見えますがオフィシャルなスタンプです。この島に来る観光客のほとんどはスタンプを押していると思うので問題はないのでしょう。
では、自分で勝手にスタンプを押したらどうなるのか?
イミグレーションの係官が気づいて拒否されたら入国できません。その国に無関係なものであっても。
日本から出国できても、たとえばタイのイミグレーションの係官がダメと言ったらその国には入れないわけですね。
シールを貼る

右は以前の左は新しいパスポート。ビザの書き換えのときにシールを剥がして、新しいパスポートに貼ったらしい。
タイのビザを取得したときに貼られたシールです。
ある国が貼ったシールなら、他の国にも入れるでしょう(と思いたい)。
遊びのシールを貼った場合、たまたま目に止めた係官に拒否されたら入国できません。
基準はあるようなないような、すべては係官しだい。陸路のイミグレーションだと賄賂が発生しやすくなりそうですね。経験はありませんが。
ページの破損
パスポートのページに別紙のビザや入国カードをホチキスで止めるのはよくあることです。
ホチキスの針を抜くときに多少穴があくのはしかたないですね。
ページをビリっと破いてしまうと問題ありとされるかもしれません。
どの場合も、イミグレーションの係官の判断なので
100%ダメとか、100%大丈夫と言える人はいません。
パスポートに罫線を引いて入国拒否
パスポートに押されるスタンプを揃えるために、パスポートに罫線を引いていたら入国を拒否された人がいます。
パスポートに押されるスタンプってバラバラなんですよね。
何ページも空白を飛ばしてスタンプを押されたこともあるし、密集しているところに押す人もいます。
パスポートに罫線を引いた人は、1ページに押されるスタンプを揃えたかったようです。
で、これまで何の問題もなく利用していたのに、あるときマレーシアの入国を拒否されてしまいました。
強制送還です。
タイの入国で、頻繁に入国している場合に「次回は入国できない」と指摘されて赤いスタンプを押された話はありますが、これは「一発退場」でした。
帰りの航空券も買わなければならないし、その後の予定はすべてキャンセル、もちろんパスポートも再発行しなければならず大変ですよね。
家族や友人と入国する予定の場合、その人だけ入れないわけです。
子供が落書きしたり破いてもNG
目を話しているすきに子供がパスポートに落書きしたり、破いてしまったら、そのパスポートは使えなくなります。
海外旅行先でパスポートを損傷してしまうと、大使館や在外公館でパスポートを作り直す必要があります。
在タイ日本大使館のWebサイトにはパスポートを損傷した場合の切り替えについて説明があります。
大使館によって詳細は違うと思いますが、参考にはなるでしょう。
パスポートの切り替えとは、要するに新しいパスポートを作ることなので、時間はかかるし、お金はかかるし、その間、別のホテルにチェックインできない、など制限だらけになります。
写真のページがあるかぎり、パスポートの切り替えは、パスポートを紛失したときよりは楽です。証明する書類(パスポート)があるわけですから。
でも数日足止めになるのは痛いですね。
まとめ
入国を拒否されるかどうかは、係官の判断次第。
出国のときに、チェックインカウンターや日本の係官に確認しても100%の返事はえられません。
- パスポートに落書き
- 破損
- シール
には要注意です
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