空港のセキュリティ検査でアラームが鳴るのは嫌ですよね。
ベルトも、鍵、時計も外しているのに反応してハンドスキャナでチェックされることがあります。
何か悪いことをしたみたいですよね。
年々、機内持ち込みのチェックが厳しくなるので、何を持ち込めるのか気になります。
チェックの前に出しておくもの
- PC
- 液体(ジップロックに入れる)
PCはバッグから取り出してトレイに載せます。PCケースに入れている場合もケースから取り出すように指示されることが多いですよ。
スマホやタブレットはバッグに入れたままでOKです。
香港のセキュリティでは、スマホはそのままトレイに入れずにバッグの中に収納するように指示されたこともあります。
大きなタブレットも入れたままで大丈夫なはず。空港のセキュリティやイミグレーションは「100%確実」はないので、係官しだいですけど。
X線検査を通過して取り出すように言われたら取り出せばいいだけです。
国際線は100ml以上は持ち込めないことになっています。100ml以下でもまとめてジップロックに入れてトレイに出して検査を受けることになっています。
最近は、液体の入ったジップロックはバッグに入れたままでもセキュリティ検査を通過できることが多くなりました。アジアの空港で取り出してトレイにだしている旅行客を見たことがありません。
「係官から指摘されたらバッグから取り出す」のでもいいと思いますよ。
僕は腕時計やベルトは、外してバッグに入れてしまいます。トレイの数が多くなるとセキュリティを通過して面倒なのでバッグに収納するといいですよ。
財布もバッグに入れたほうがいいですよ。僕はパスポートや搭乗券もバッグに入れています。
薬の数が多すぎるとセキュリティで止められる?
病院で処方された薬を飛行機内に持ち込むとき、どのくらいまでならいいのか?
薬の機内持込は機内で使用する分のみ持込可能となっております。 (医薬品は液体物の量的制限適用外ですが、保安検査は実施いたします。)
「機内で使う分量にしてね」と書いてあるわけですが、それ以上持ち込んでチェックされたことはありません(錠剤の場合だけですけど)。
成田空港のよくある質問「医療機器・医療品」の同じページには
スムーズに保安検査を通過していただく為、診断書や処方箋をお持ちの場合は、保安検査の際に検査員にご提示下さい。
もしそれらの書類をお持ちでない場合は、検査員に医薬品を持ち込む旨お申し出てください。
とも書いてあります。でも医者からもらった処方箋は、薬局に提出するのしないと薬を買えません。
旅行のためにわざわざ処方箋を別に書いてもらうのか?
「処方箋がない場合は検査員に申し出る」とも書いてありますが、何も言わずにバッグに入れたままだとどうなるか?
僕は、持病の薬があり、3ヶ月分(500錠)とかまとめて薬を持ち込むことがあるのですが、いちどもセキュリティ検査で止められたことがありません。
最近は処方される薬の数が減ったので、持ち込んでいる薬の数は100錠くらいで、すべて機内持ち込みのバッグに入れています。預け入れたバッグが紛失する(ロストバゲージ)の確率はゼロではないので薬が紛失するのは避けたいですから。
少なくとも、1週間くらいの旅行なら病院で処方された薬を手荷物で持ち込んで止められることはないでしょう。
液体の薬、注射針は別です。
ただし、外国に入国するとき、国によっては問題になる場合もあるので、日本を出国できてもOKというわけではなりません。
オーストラリア、ニュージーランドなどオセアニアは薬の持ち込み制限が厳しいので、日本のセキュリティ検査で問題なくても入国できないことがあります。
僕は薬を持ってタイには何度も入国していますが中身をチェックされたこともありません。心配なら処方箋を英訳して持ち込むのがいいと思いますが、そこまでする必要はないと思います。(100%はないけど)。
ポケットにティッシュを入れても見つかる成田空港のボディスキャナー
成田空港に導入されているボディスキャナーと呼ばれる検査機があります。
立ち止まって両手を上げてると、スキャナーがぐるっと回ってチェックするタイプ。
ボディスキャナを通過するときは、ポケットの中に金属がなくても、ハンカチやポケットティッシュが入っていても反応します。
僕はお尻のポケットにティッシュを入れていたらしっかり感知されました。
大きなモニタには僕のお尻いれていたティッシュの部分が黄色く表示されて、異物が入っているのが丸見えでした。
体中チェックするボディスキャナーは気持悪いですね。
でも、成田空港のすべてのセキュリティ検査にボディスキャナが導入されているわけではなく、ほんの一部です。海外の空港でも全部に導入されている空港は少ないので、セキュリティ検査のときは、ボディスキャナーがある列には並ばないようにしています。
アラームが鳴っても気にしない
身に着けるものを全て外してゲートをくぐるとアラームが鳴る場合があります。
僕自信の印象では10回検査を受けると2回くらいアラームが鳴る印象です。
以前は、アラームが鳴るたびに何か悪いことをしたような気分になってましたが、今は気にしないようにしています。
悪いことしているわけではないですから。
検査員も、アラームが鳴った理由を知りたいだけなので、ハンドスキャナで細かくチェックするだけで事務的に進行します。「何か持ってますか?」と聞かれることもないし。
ハンドスキャナで、ズボンの金属のボタンが反応することもあるし、何も反応しないこともあります。どちらにしても気にすることじゃないですよ。
身体に金属が埋め込まれている場合は、証明書が必要かもしれません。
入れ歯くらいで反応することはないですよ。
ちなみに指輪で反応したこともありません。男性もしている結婚指輪くらいでは反応しないみたいです。いちいち反応してたら空港は大混乱ですよ。
セキュリティチェックを見ていると、必ず誰かは鳴っています。
セキュリティスタッフから見ると、いつも一定数の人が反応しているのではないかと思います。
アラームが鳴っても「何か違反したわけでもないし」「たまたまポケットの小銭を出し忘れただけ」のがほとんどです。
出し忘れたとしても学校じゃないんだから叱らわけでもないし。取り出して再チェックすればいいだけですよね。ちょっと気恥ずかしいかもしれませんが検査員からみたら「またか」でしょう。
アラームが鳴っても「何が原因か」なんて考えないでボディチェック受けるだけです。
セキュリティ検査のあとの忘れ物に注意
セキュリティ検査の後で出したものを忘れないようにしましょう。
僕は香港の空港で、トレイに出したPCを忘れてました。セキュリティスタッフが「このPC誰の?」という感じで声をかけてくれたので紛失しないですみましたが。
それ以来、別のトレイベルトコンベアに乗せるときは「手荷物のバッグが一番最後」と決めています。その手前のトレイを見落とさないようになりました。
空港のセキュリティ検査の場所は、落ち着かず急かされている感じがするので、ついうっかり忘れ物をしがちです。
搭乗券を落としたり、パスポートを落としたりすると面倒ですよね。
僕はパスポートも搭乗券もみんなバッグのポケットの中にいれてセキュリティ検査を受けるようにしています。
トレイに出すのを最小限にすれば忘れることもないので安心ですよ。
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セキュリティ検査は行列になることが多く、搭乗時刻が迫ってると焦るので時間に余裕をもつのがいちばんです。
時間に余裕があればアラームが鳴っても、バッグの中を調べられても焦らず対応できますよ。
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