個性的な筆記具が多いLAMYの中で、ずんぐりむっくりした商品がLAMY SCRIBBLEです。
スクリブルには3種類の製品がありますが、僕が使っているのは2種類。
僕の生活の中では実用度は低いのですが、もっていて満足度の高い筆記具なんです。
その理由をご紹介します。
スクリブルの意味
スクリブル(SCRIBBLE)とは公式サイトによると
「落書き、走り書き」を意味します。
細かな文字よりも、おおらかにカジュアルに使ってみようという考えの製品のようです。
ラミースクリブルは3種類あります。
- ボールペン(油性)L285
- ペンシル0.7mm L185A
- ペンシル 3.15mm L185B
0.7mmのペンシルはシャープペンシル。
3.15mmのペンシルは「芯ホルダー」の形になっています。
どれもクリップがありますが、簡単に着脱できます。
クリップをつけないほうが、スクリブルのデザインに合っている気がします。だから着脱式にしたのかもしれません。
スクリブル 3.15mmペンシル
この3.15mmのペンシルは「スクリブル」という言葉に合っていると感じます。
気に入っているのはこの3.15mmペンシルのほう。
しかし、気に入っているのだけど、僕には有効な使いみちがありません。
商品説明を見て「自由にデザインできる」みたいに思ったんですよ。
ですが、いざ使ってみると、まぁ描けない人には無理な話です。
でも、使ってみたい。
コロンとしていて、持っているには良い感触なんです。
でも、あんまり使わない。
3.15mmという芯は、かなり太いほうです。
専用の芯が発売されていますが、2.5mmくらいまでなら他のメーカー芯を入れても使えますよ。
ファーバーカステルとかステッドラーとか手に入りやすいですから。
僕は、コヒノールの2.5mmの芯を使っていました。
3.15mmでも、2.5mmでも、この太さだとどのみち文字が太くなります。
芯削りで尖らせていてば、B5ノートくらいの大きさに書いても違和感がありません。細かな文字は無理ですが。
芯を削るために僕はステッドラーの芯削りを購入しました。
この芯削りは、削りカスがでるので持ち歩けませんけど。
3.15mmペンシルのボディは、他の2種類と違い「面取り」したような感じになっています。
このおかげで、クリップをはずしても転がりません。
スクリブル ボールペン
スクリブル ボールペンは線が太めです。
細かな書類に書くのはちょっと無理があるかな。
ボールペンは書き始めがちょっと固めです。書き始めればなめれらかになるのですが、最初がちょっと粘つく感じです。
最近の日本のボールペンの書き味に慣れていまうと、硬い書き味が気になるところです。
実用品というより、嗜好品に近いかもしれません。
持っていて満足度が高い。その割には値段が安い。
スクリブルの材質
3種類とも、本体はグラファイト、金属部分はややマットなパラジウムコートが使われています。
本体のグラファイトは、硬いのか何年も使っていますが傷がついていません。
つや消しのマット仕様ですが、いつまでもマット感が残っています。
マット仕様は使っているうちに、ザラザラの部分がなくなってテカテカするものがありますが、LAMYのスクリブルはそれがありません。
ただし、金属部分は、膜を貼ったように腐食します。
かなりくすんだ感じになります。
もっと放置するとサビがでます。
僕は外しておいたクリップが錆びてしまいした。
良い状態に保つのは、放置しないで使い続けることでしょう。
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