TETZBO TZ3は、精度の高いネジを使った真鍮ボールペン

持ち物

TETZBO TZ3は真鍮の円筒を削り出して仕上げたボールペンです

製作者の熱い説明にひかれて衝動買いしてしまいました。

キャップを閉じると丸い金属の棒にしか見えない地味な作りのボールペンで、しかも経年変化で黒ずんでくるるにつれ愛着を感じてきました。

この記事では真鍮のボールペンTETZBO TZ3について、僕が感じている魅力を紹介したいと思います。

TETZBO TZ3に出会ったきっかけ

TETZBO TZ3を見たのは、東京都台東区にあるカキモリという店です。

オーダーノートが作れることで人気の店です。

何かを買う予定もなく商品を眺めていると、金属の渋い光沢のあるボールペンが並んでいたんです。それがTETZBO TZ3でした。

僕が覗き込んでいると、店の人が製作者の高井吉一を紹介してくれました。たまたま訪れていたそうです。

高井さんは鉄製のドアハンドル、門扉フェンス、看板などを製作すファクトリfa factory 鉄ぼーを運営されています。

そのジャンルのひとつにステーショナリーがあり、TETZBO TZ3はその製品ということでした。

高井さんが語ってくれたTETZBO TZ3の特徴は

  • 「キャップをすると境目のない円筒になる」
  • 「どこから芯を交換するのか一見してわかりにくい」

ということです。

「グリップが良い」「とかじゃないんですね。

ボールペンは筆記具なので、普通は

  1. 持った感触
  2. 書き味
  3. デザイン

が重要なポイントですよね。

高井さんがもっとも強調した「境目のないネジ」は3番めのデザインに近いと言いえなくもないですけど。

作者がただの真鍮の円筒に見せたかったTETZBO TZ3の特徴について説明します。

TETZBO TZ3の特徴

真鍮の光沢は経年変化で渋く変化する

TETZBO TZ3は真鍮削り出しのボールペンです。真鍮の特徴は「酸化する」ことです。「錆びる」とも言いますけど。

新品の真鍮は金色に光っていますが、すぐに酸化して光沢が失われます。

でも、真鍮の製品が良いのはこれからなんです。酸化する具合が実に渋いんですよ。

革の経年変化と同じです。

革製品は経年変化で色が変わるものが多いですよね。新品のときは明るい茶色だったのが渋く暗い茶色に変化するなどです。

これが味なんですね。

真鍮のボールペンも同じです。金色に光る表面がしだいに渋く黒ずんでいきます。黒ずみかたは1本1本違います。

金属の表面が均質でないのも理由ですし、書くときの握り方のクセによっても錆び方がことなります。

それが自分だけの雰囲気を醸し出すんです。

TETZBO TZ3は、表面に飾りがないシンプルな円筒なので、より経年変化を感じやすいデザインなのだと思います。

手頃な大きさ

TETZBO TZ3は直径7ミリで、ボールペンとしてはかなり細身です。

それなのに手に馴染む。

理由は2つ。

  1. 金属ならではの重さと
  2. 真鍮はの手に吸い付く感じ

直径が小さいボールペンは妙に力が入って書きにくいんですが、2つの理由で握りやすく書きやすくなっています。

ただし、長時間使うには細すぎて疲れます。短時間のメモ用ですね。

なめらかな書き味

TETZBO TZ3がなめらかなのは「芯」のおかげです。

使っている芯は芯、0.5mmの「三菱uni:ジェットストリームスタイルフィット用(SRX-89-07)」です。

書き味が良いのはこの芯を使っているからかな。

他の真鍮ボールペンや、個性的なボールペンは0.7ミリの芯が多いのですが0.7は太いんですよね。

サインするならいいかもしれないけど、日本語で漢字を書くにはちょっと太い。

0.5ミリの芯は「普通に」メモできる太さです。

高級ブランドと違った方向性

ボールペンや万年筆には有名ブランドがありますよね。ペリカン、モンブラン、パーカーなど。

TETZBO TZ3は方向性が違います。

鉄製品のファクトリーをやってるので、金属製品へのこだわりが強い。

キャップのネジ、芯を交換する部分のネジ、製作者の高井さんはネジの高い精度を強調されていました。

芯の詰替えにはレンチが必要

TETZBO TZ3のもっとも特徴的なところは芯の交換にレンチが必要ということでしょう。

TETZBO TZ3に付属のレンチを頭にあるネジに合わせて回します。

レンチを回すとネジが現れて外れ、芯を入れ替えるようになっています。

レンチがないと芯の交換ができません。しかもレンチは小さいので紛失しやすい。

僕はレンチを捨てそうになりました。ボールペンの付属品とは思えず、IKEAの家具についてきたレンチかと思ってしまいました。

レンチでボールペンを連想する人はいないですから。

手が真鍮臭くなる

TETZBO TZ3を握っていると手が真鍮臭くなります。

これは真鍮ボールペンに共通するの特徴です。釘やハンマーを触ったあとの臭いと同じです。

TETZBO TZ3は、おしゃれな文具とは真逆な方向なので、真鍮臭いのも味の一つだと思っています。

まとめ

TETZBO TZ3は、経年変化を「楽しめる?」真鍮製の円筒形ボールペンです。

「単なる金属の円筒」が楽しめる人向けでしょうね。

TETZBO TZ3は細身で存在感は強くありませんが、愛着がもてるボールペンですよ。

  • 価格:10,000円
  • 重さ:不明
  • サイズ:直径7☓長さ130(mm)
  • 芯:0.5mm
  • 【三菱uni】ジェットストリームスタイルフィット用(SRX-89-07)

製作販売:fa factory 鉄ぼー

 

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