真鍮のボールペンは、経年変化がいい味を出す

持ち物

真鍮ボールペンは、文具売り場で多くの人に見逃されている地味な存在です。

色はゴールドより控えめ単なる金属。デザインもシンプルだし、一見引きつける要素がなさそうに思えます。

むしろ控えめな金属だから人を引きつけるのかもしれません。

表面が革のように経年変化し、愛着が湧いてくるのが真鍮製品の特徴なんです。

この記事では、真鍮ボールペンの代表的な形と商品を紹介します。

地味!金属の棒にしか見えないタイプ

キャップをすると単なる丸い真鍮の棒に見えるタイプです。

真鍮ボールペンの中の2大勢力の一角を占めます。

机の上に置いても筆記具なのか分からない、自分だけが知っているという自己満足に浸れる製品です。僕が真鍮ボールペンを選ぶ理由は地味な自己満足です。

TEZBO(鉄ぼー):TZ3

経年変化してくすんだtetzbo

かなり経年変化してます

  • 価格:10,000円
  • 重さ:不明
  • サイズ:直径7☓長さ130(mm)
  • 芯:0.5mm
    【三菱uni】ジェットストリームスタイルフィット用(SRX-89-07)
  • 実用性:★★
  • マニア度:★★★★★

 

芯の交換は付属の6角レンチを使います。

軸の頭にあるネジを外して交換します。レンチをなくすと開けられません。

握ると細めですが、真鍮は手に馴染むので、書きやすさはあります。

 

◯真鍮は経年変化する

真鍮は銅と亜鉛の合金で「ブラス(黄銅)」よも呼ばれます。

新品の状態では金のように光沢がありますが、しだいに表面が酸化し「酸化銅」に覆われていきます。

真鍮用クロスで磨くか、酢と重曹でも光沢を戻すことができますが、細かな部分はどうしても磨き残しがでます。

真鍮ボールペンを利用する場合は、光沢よりも変換していく「味」を楽しむほうがいいと思いますよ。

オロビアンコ:ボールペン BRASS THV-PR01

  • 価格:5,400円
  • 重さ:55(g)
  • サイズ:直径13☓長さ137(mm)
  • 芯:0.7mm
    【ぺんてる】エナージェル 0.7mm XLR7-A 黒
  • 実用性:★★★★
  • マニア度:★★★★

イタリアでファッション・雑貨などを手がけるブランドOrobianco(オロビアンコ)の真鍮ボールペンです。

太めで重量感があります。

ゆびで握る部分の表面が細かくカットされているので滑りにくくなっています。

SAGULU:ボールペン クラシカル ブラス

  • 価格:950円
  • 重さ:42(g)
  • サイズ:直径10☓長さ140(mm)
  • 芯:0.7mm〜1mm
    M&G Gel 1504 2572(中国製)
    【クラクレパス】ボールペン替芯 05 R-GBP
    【パイロット】アクロボール BRFV-10EF-Bで代用可能(少しカットする)
  • 実用性:★★★★
  • マニア度:★★★

値段が激安。

純正の替芯は中国製らしく手に入りませんが、クラクレパス:ボールペン替芯 05 R-GBPか、パイロット:アクロボール BRFV-10EF-Bで代用することができます。芯の先端を少しカットする必要があります。

kreis(クライス) ブレス[真鍮] ボールペン

  • 価格:1,296円
  • サイズ:直径5☓長さ145(mm)
  • 芯:0.7mm
    BIC:オレンジファイン用0.7mm
  • 実用性:★★★
  • マニア度:★★★

紹介した製品の中で最も細い直径です。

ペン先が金属でないのが高級感を欠いていますが、価格を考えれば当然かもしれません。

ペンは細くても芯は0.7mmなのでやや太めです。

ゴツイ!金属の鉛筆に見えるタイプ

鉛筆のように6角形で、ペン先が丸く細くなっているタイプです。

真鍮ボールペンの2大勢力の2番めです。

太くて短いタイプのボールペンは、真鍮以外の素材でもよく見かけるタイプです。

Kaweco(カヴェコ)ブラススポーツ ボールペン

  • 価格:6,161円
  • 重さ:約113(g)
  • サイズ:直径13☓長さ105(mm)
  • 芯:0.7mm
    4C規格の替芯が使用可能。
    パイロット:アクロボール BRFS-10
    三菱鉛筆uni:JET STREAMなど。
  • 実用性:★★★
  • マニア度:★★★★★

1883年、ドイツで生まれた筆記具のブランド。1976年に製造中止になりましたが、現在はドイツのグットバレット社によって復刻されています。

同じ形状で、真鍮以外の材質のボールペンも製造されています。

 

◯真鍮ボールペンは手が金属臭くなる

真鍮ボールペンを使っていると手が金属臭くなります。この臭いが苦手な人もいるようです。

真鍮が酸化して黒ずんでいくにつれ臭いは少なくなりますがゼロにはなりません。

でも、革製品も臭いがありますよね。

真鍮という素材の特徴だと思えば臭いも「味」のひとつだと思っています。

ystudio(ワイスタジオ):ボールペン YS-STAT-05

  • 価格:8,640円
  • 重さ:23(g)
  • サイズ:直径8☓長さ130(mm)
  • 芯:クロス(CROSS)
  • 実用性:★★★★★
  • マニア度:★★★★

ystudioは台湾のブランドで、万年筆やシャープペンシル、ペン立てなど真鍮の製品を数多く発売しています。

このボールペンYS-STAT-05は、ねじって芯が出るタイプです。

太さも重さもほどほど、6角形で転がらない、キャップを外さなくてよいなど実用度は高いです。

筆記具として違和感がないタイプ

Kaweco(カヴェコ):リリプット ボールペン ブラス

  • 価格:6,999円
  • 重さ:22g
  • サイズ:直径8.5☓長さ96(mm)
  • 芯:4C規格
    4C規格の替芯が使用可能。
    パイロット:アクロボール BRFS-10
    三菱鉛筆uni:JET STREAMなど。
  • 実用性:★★★★★
  • マニア度:★★★

Kawecoが1910に製造した製品を真鍮で復刻した製品です。

ノック式でボールペンとして使いやすい形です。

新品の製品を見ると、無骨な真鍮ボールペンとは違う印象ですが、表面は真鍮なので経年変化とともに光沢がない渋い見た目に変化していきます。

 

ミドリ ブラス ボールペン 無垢

  • 価格:2,155円
  • サイズ:直径11☓長さ99mm(mm)
  • 芯:0.5mm
    オート:No.705NP
  • 実用性:★★★★
  • マニア度:★★★

先端の部分を入れ替えて、鉛筆ホルダーのように使います。

紹介した製品のなかでは唯一クリップ付き。ポケットに挿しておくことができます。

クリップは取り外せます。

真鍮ボールペンまとめ

真鍮は、時間がたつにつれて渋く経年変化する金属です。革の財布やバッグと似ていますね。

輝きのある新品から、指が触れる部分や気候条件によって1本1本異なる状態に変化していきます。

派手なデザインを楽しむより、少しずつ変わっていく表面を味わうのも真鍮らなではの特色ですよ。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました